LINE・メール・SNSの動画容量制限まとめ

「アップロードできません」「添付できません」と言われたら、まず送り先の制限を確認しましょう。主要サービスの上限と対処法を一覧にまとめました。

主要サービスの制限一覧

サービス容量の上限時間の上限備考
LINE(トーク)公表なし約5分(目安)LINEは上限を公表していません。5分超は冒頭だけ切り取られます
Gmail25MB実際に添付できるのは約18MBまで(下記参照)
Outlook.com20MB会社のメールは10MB前後のことも
X(Twitter)無料512MB2分20秒有料プランで大幅拡張
Instagram リール公表なしアプリ内で3分アップロードはより長い動画も可。ストーリーズは60秒ごとに分割
TikTok端末により変動撮影は10分前後アップロードはより長い動画も可。変更が多い項目です
YouTube ショート3分縦9:16。通常の動画は上限なし
Discord 無料20MB2026年8月に10MBから引き上げ。Nitroで大幅に拡張
Slack1GB無料プランは保存容量に注意

※2026年8月時点の情報です。Gmail・X の数値は各社の公式情報で確認しています。SNS各社の時間制限はとくに変更が多く、Instagram・TikTok は「アプリ内で撮影した場合」と「あらかじめ撮った動画をアップロードする場合」で上限が異なり、公式に明示されていない部分もあります。投稿できない場合は、まず公式のヘルプで最新の条件をご確認ください。

まず「時間」か「容量」かを見分ける

対処法がまったく違うので、最初にここを切り分けてください。

引っかかっているもの典型的な症状対処
時間の制限送れるが途中で切れる。「短くしてください」と表示される圧縮では解決しません。カット・分割が必要です
容量の制限アップロードが終わらない。添付でエラーになる圧縮で解決します
形式の制限「対応していないファイルです」と表示されるMP4へ変換してください

多いのは容量の制限で、これはその場で圧縮すれば解決します。逆にLINEの5分、Xの2分20秒のような時間の制限は、どれだけ圧縮しても超えられません

25MBは動画で何分? 容量ごとの長さの目安

「25MBってどれくらい?」と聞かれると分かりにくいのですが、動画の場合は画質を落とさなければ十数秒、圧縮すれば数分が目安です。スマホで撮った写真1枚が約3MBなので、25MBは写真8枚ぶんほどの容量にあたります。

容量撮ったまま
(フルHD・30fps)
圧縮後
(HD画質)
圧縮後
(SD画質)
20MB(Discord無料)約10秒約1分5秒約2分10秒
17MB(Gmailに添付できる実質量)約8秒約55秒約1分50秒
25MB(Gmailの表示上の上限)約12秒約1分20秒約2分50秒
45MB(LINEの推奨サイズ)約20秒約2分20秒約5分

※内容(動きの激しさ)によって前後します。「撮ったまま」はiPhoneの高効率(HEVC)設定でフルHD・30fps撮影を想定した目安です。4K・60fpsで撮っている場合は、この3分の1以下の長さしか入りません。

表のとおり、撮ったままの動画はほぼ確実に制限に引っかかります。逆に圧縮してしまえば、数分の動画でもメールに添付できるサイズに収まります。動画圧縮ツールで目標サイズを指定すれば、動画の長さから必要なビットレートを逆算して自動で収めます。

LINEで送れるファイルの上限(動画以外も)

先にお断り:LINEは動画やファイルの上限を公式ヘルプで公表していません。以下は利用者の間で広く知られている目安で、当サイトが公式の数値として確認できたものではありません。仕様変更で変わる可能性もあるため、参考値としてご覧ください。

LINEは送るものの種類によって扱いが変わります。「動画は5分まで」がよく知られていますが、それ以外のファイルには別の目安があります。

送るもの上限の目安注意点
動画長さ約5分超えた分は自動で切り取られます。容量よりも長さが問題になります
ファイルとして送る場合1ファイル1GB程度トークに送ったファイルには保存期間があり、期限を過ぎるとダウンロードできません
写真実質気にならない送信時に自動で圧縮されます。画質を保ちたいときは送信画面で元の画質を選びます
動画を「ファイル」として送る1GB程度5分制限を回避できますが、相手はトーク内で再生できずダウンロードが必要です

つまり「LINEで動画が送れない」の原因はほぼ長さか通信の問題で、容量そのものが弾かれることは多くありません。ただしサイズが大きいと送信に時間がかかり、電波の弱い場所では途中で失敗します。LINE用に圧縮してから送ると成功率が上がります。

つまずきやすいポイント

メールの「25MB」は見た目のサイズと違う

メール添付でいちばん多い失敗が「24MBなのに添付できない」というもの。ファイルはメールに添付されるときにテキスト形式(Base64)へ変換され、約1.33倍にふくらみます。25MB制限のGmailに実際に添付できる動画は約18MBまでです。メール用圧縮ページでは、この膨張分を見込んだ17MBへ自動で圧縮します。

LINEの敵はサイズではなく「5分」

LINEはファイルサイズにはかなり寛容ですが、動画の長さが5分までという制限があります。5分を超えた動画は冒頭5分だけが送られるため、「途中で切れてる!」というトラブルに。長い動画は分割してから送りましょう。また、サイズが大きいと送信自体に時間がかかり電波の弱い場所では失敗しやすいため、LINE用に圧縮しておくと確実です。

SNSは「投稿できても画質が落ちる」

XやInstagramは、アップロードされた動画を必ずサーバー側で再圧縮します。制限内であっても、巨大なファイルをそのまま投稿すると再圧縮が強くかかり、かえってブロックノイズが目立つことがあります。SNS向けプリセットのように適度なサイズへ整えてから投稿するのがおすすめです。

Discordの無料枠は狭め(2026年8月に20MBへ拡大)

無料ユーザーのアップロード上限は長らく10MBでしたが、2026年8月に20MBへ引き上げられました。主要サービスの中では依然として狭いほうです。ゲームのクリップ共有などは、圧縮ツールで目標サイズを「18MB」に指定して圧縮すると確実に収まります。

あわせて、モバイル版でサイズを判定するタイミングが「圧縮後」から「圧縮前」に変わりました。デスクトップ版・iOS版は以前より通りやすくなる一方、Android版では元ファイルが大きいぶん、上限が上がったのに引っかかる場面が増える可能性があります。弾かれたときは圧縮してから送り直してください。

「表記より小さいのに送れない」ときは形式を疑う

容量にも時間にも余裕があるのに弾かれる場合、原因は形式です。iPhoneで撮った動画はMOVという入れ物に入っており、サービスによっては受け付けません。MP4へ変換すればほぼ確実に通ります。詳しくは動画が再生できないときの原因切り分けガイドをご覧ください。

制限を超えたときの選択肢

方法向いている場面デメリット
圧縮する数分以内の動画。相手にファイルを渡したいとき長い動画では画質が落ちます
短くカットする時間の制限に引っかかったとき(これ一択)全部は見せられません
リンク共有に切り替える長時間の動画、複数人へ配りたいとき相手に開く手間がかかる。公開範囲の確認が必要
分割して複数回送る全部を確実に届けたいとき相手が順番に見る手間がかかります

数分程度の動画なら、圧縮がいちばん手軽です。動画圧縮ツールで目標サイズを指定すれば、動画の長さから必要なビットレートを逆算して自動で収めます。処理はブラウザ内で完結するため、動画がサーバーへ送信されることはありません

そもそも制限に引っかからないために

毎回圧縮するのが面倒なら、撮影設定を見直すのがいちばん確実です。多くの人は必要以上に高い設定で撮っています

  • 4K・60fpsをやめる —— 1分400MB。スマホで見るぶんには4Kの情報量は活かされません
  • 1080p・30fpsを基本にする —— 1分60MB。人に送る用途ならこれで十分です
  • 長回しをしない —— 送る動画は、撮る段階から短くまとめるほうが結局きれいに届きます

設定ごとの容量と選び方はiPhoneのビデオ撮影設定の選び方にまとめています。

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